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第9回ジュニアペア碁大会   ホッソオ
 8月24日に開催されたペア碁大会に息子二人と参加してきました。ペア碁とは文字通り2人ペアで交互に打ち進めるというものです。相談はダメで、話ができるのは順番の確認だけというルールです。「ジュニアペア碁」とあるのでわかるように、ペアの中に中学生以下の児童生徒が含まれていなければならないという条件の大会です。
 ホッソオjr①(中2)と僕、ホッソオjr②(小3)と祖父(僕の父ですな)の2ペアでBクラスにエントリーしてきました。

 結果は、ホッソオjr①・僕のペアが優勝、jr②・祖父のペアが4位でした。賞状・盾のほか、副賞がけっこうなもので空気清浄器、図書券4000円分。4位でも図書券1000円分とリラックマタオルセットでした。
 でも、今まで参加してきたどの大会よりももっとも疲れる大会でした。

 ペアで打つので、自分だけの構想では着手できず、ペアの相方の棋力や好みなども想定しながら着手しなければならないというのが一番シンドイところでした。これは定石だから無難に打ってくれるはず、と思って打ったら、全然違う方向に打つ。そのカバーにおおわらわで最初は怖くて打ち込みもできず。切違い一方に伸びよ、の格言がありますが、どっちに伸びるかで天と地の差がありますね。最初はなかなかお互いの着手の意図がかみ合わず、どっちつかずな局面ばかりだったような。
 しかも、初戦はプロ棋士とその息子という組み合わせ。こちらは4級と三段、相手はプロと10級。ハンデはこちらが黒で逆コミで白から6目もらうというもの。
 初手を星に打つと、先方は10級息子さんがなんと辺に。最初の序盤戦はかなりこちらが優位に進めていましたが、石が絡み合い始めると、プロ棋士の手がさえてきました。もちろん交代制だからプロ棋士ばかりが打つわけではありませんが、そこがプロのすごさ。10級息子さんが、もうここしか打つところはないよな、と思えるような仕込みのある手をプロは打ってくるわけですね。そんなこんなで猛烈な追い上げを受けましたが、何とかかわして3目勝ち。
 この戦いの中でjrの癖や弱さや強みがわかったので、それ以降の対局はかなり息があった打ちまわしができるようになりました。

 朝9時半から延々6時前まで打ち続けて、もう二人とも疲労困憊。個人戦なら、敗色濃厚だとさっさと「負けました」と言えるのですが、ペア碁だともしかして「弱い方がミスしないかな」などと期待してつい最後まで打ってしまうのですねえ。全5局のうち、3局が80分の対局時間を使い切って判定に持ち込んでようやく勝ち。ほとんど休憩時間もとれなくて。。。
 でも、なかなか楽しい一日でした。子どもたちにとっても夏休みの最後のイベントを素晴らしい結果で締めくくれてよかったのではないでしょうか。 
by deafigo | 2014-08-25 23:41 | 大会 | Comments(0)
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