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世界初の快挙!9月23日視覚障害者との囲碁交流会   ホッソオ
東奔西走さんが感想を書いておられますが、僕のほうでも少し。このブログが活動記録として利用しやすくするためにも、記事風にも書いておきます。

★世界初! 聴覚障害者と視覚障害者の囲碁交流会 ★

 9月23日(祝)、大阪市中央区のNPO法人『デフサポートおおさか』にて、デフサポートおおさか聴覚障害者囲碁教室のメンバーと、日本視覚障害者囲碁普及会堺グループのメンバーが一堂に会し、囲碁を通じての交流を深めた。
 ことのはじまりは、視覚障害者囲碁普及会の事務局のMさんと、当囲碁教室の世話人であるホッソオさんがたまたまネットを通じて連絡をとったことからである。普及会を立ち上げた縁の下の力持ち的存在であるMさんからの積極的なアプローチによって、それならばぜひ交流を、ということで今回のイベントの実現につながった。

 参加したのはデフサポートおおさかからは7名プラス手話通訳ボランティア3名。視覚障害者側は手引きボランティアをふくめて12名。これに事務局のMさんと関西棋院の湯川九段。毎日新聞からの取材もあり、なかなか盛況であった。

 対局結果はというと、1回戦はこちらの負け越しで2回戦で少し盛り返したか、という状況。6人対6人だったので、こちらの大将はF本さん(二段)。あちらの大将は五段であるというKさん。五段というのは9路盤における基準によるものだそうで、はたして通常の段とどのくらい違うのか、興味津々であった。
 結果、F本さんは1勝1敗で引き分け。いずれも黒番で勝利だったので、やはり先番有利ということだろうか。

 2回戦はみんな9路盤に目が慣れてきたせいか、少し盛り返し、1回戦よりはましな成績を収めることができた。

・・・全体的な感想としては、
やはり、聴覚障害者と視覚障害者がうまくコミュニケーションをとるためには、現状では手話通訳の手助けが必須であるということ。今回の場合はできれば一つの対局につき、一人通訳を配置すべきであった。通訳の数が少ないと、どうしてもコミュニケーションが最低限の保障にとどまってしまう。「どこそこに打ちました」だけを延々と交わすだけの、無機質なコミュニケーションしかできないということだ。
 たまたまSくんだけは通訳がほとんど彼に張り付いた状態だったので、結構いろいろな脱線コミュニケーションの楽しめたのではないかと思う。
 
 通訳が対局用に全員張り付いてしまったために、対局のない僕と事務局のMさん、プロの湯川九段が手が空いていたにもかかわらず、雑談がほとんどできなかったのが残念である。湯川九段はそのあたりの空気を察してかどうか、指導碁に誘ってくれた。あれでかなり場が持ったように思う。
 しかしながら、今後はもう少し中身のある、人間的交流の深まる場にしていかねばなるまい。
 そのためには、もっとデフサポート囲碁教室の存在を周囲に知らしめる努力をつみあげていなければならないだろう。
 今回の交流会は、わがデフサポート囲碁教室の現時点の「到達点」を照らし出すよいきっかけとなった。この企画の実現に向けて尽力してくださったMさんに大いに感謝するとともに、デフサポートの仲間たちの協力にも心から感謝する。どうもありがとう。

 


 
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by deafigo | 2008-09-27 00:14 | Comments(0)
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