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6月20日の囲碁教室
参加人数・・・9人

 今日は手話カフェが初めての夜間営業ということで、いつもは静かな教室も少しだけにぎやかになったような気がします。ついでに覗きにくる人は多けれども、やはり囲碁は難しいイメージが強いような気がします。
 僕は将棋もできるのでわかるのですが、19路盤の大きさと石の多さ、そして何よりもぱっと見てでの勝敗や優劣のわかりにくさが将棋よりも難しいという先入観が出ているような気もします。そして白と黒だとオセロをイメージします。オセロのルールは単純明快ですから誰でも簡単に始められますし、特に難しく考える必要はないのでその差が大きいのではと。でも将棋と比べるとルールとしては囲碁のほうが簡単だし、劣勢であっても大逆転だってありうるゲーム。ところがそれを大きな碁盤が打ち消してしまっているように思います。囲碁を広めるにはこの碁盤の大きさを見せてはダメですね。
 囲碁にあって将棋にないのは「美しさ」だと思います。将棋で敵の駒を取るときは基本的には追い詰めて取ります。でも囲碁は追い詰めるとともに、その導き方も必要だと思います。右に小さな写真で貼ってあるのは「鶴の巣篭もり」の手筋。これを選んだのには理由がありまして、この手筋は一度覚えると何とも思わなくなるでしょうが、これを解いたときのきれいな導き方がこれこそ囲碁の美しさであり醍醐味でもあると思いました。つまりこの手筋には囲碁のすべてが詰まっていると言っても過言ではないでしょう。このように囲碁を続けられるかどうかは、数学やクイズを解くような楽しさを持たせることも必要かなと思います。
 囲碁に触れる最初の第一歩も大事ですけれども、やる気を継続させるその後のほうがもっと大事ですし難しいのかなと思いました。

 さて今日は他の碁会所の先生が来られましたので、OさんとNさんが2面打ちで9石のハンデにての対局を見ていました。OさんもNさんも1級レベルあたりですが、先生がアマ6段の中でも上だそうです。どんな戦いになるのかな?と見ていたのですが、一言で言えば一手一手が怖いです。というのも、予想しないところに打ってくるところが多かったんですが、無謀じゃないのかな?と思った手が、後になって大きく生かされて囲い込む様はまるで魔法にかかったみたいでした。さらに攻められてもすぐに防ごうとせずに、それよりも利益がありそうな箇所をとりあえず突いてから守りにも行っていました。その結果、OさんもNさんもなすすべがなくなって序盤から長考の連続。でも先生は2面打ちであるにもかかわらず全く考えないで打ち込んでいます。長考するのはほとんどない2人でしたので、いつもと違った雰囲気で驚きました。囲碁というのはどんなに広くても19×19の中でしか表現できない戦い。実力差があるからできたと言えるかも知れませんが、久しぶりに1手ごとに驚かされる対局を見ることができました。

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 なおこの日は日本視覚障害囲碁普及会の方も見学に来られました。視覚障害者用の囲碁はオセロみたいに大きく、白黒や線の区別に突起を採用しているとわざわざ碁盤を持参されて説明を受けました。またいつの日か交流戦ができればいいなと思います。
 日本視覚障害者囲碁普及会のHPはコチラ

 次回は7月4日です

記入者:東奔西走
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by deafigo | 2008-06-20 23:00 | 囲碁教室日記 | Comments(0)
6月6日の囲碁教室
参加人数・・・6人

 今日はM女史さんと半年くらいぶりに打ちました。M女史さんは他の囲碁会所でも勉強しているので、最近の上達振りは驚くものです。認定大会でも免状は取れなかったものの成績はよかったと聞いています。それを聞くと僕もうかうかしていられませんが。。。
 とりあえず3子のハンデ戦にて。19路盤ではいつもはハンデをもらうので逆の立場になると難しいです。しかも上達中であればなおさらのこと。序盤は星を打つような感じで始まりました。天元を打たれた写真のようなこの時点で僕は頭を抱えることになります。
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 この後は右上の隅の占拠に成功しまして、それを根拠にして上から天元に向けて攻めていく形で進行していきます。M女史さんはジワジワと進行していく傷を止めることができなかったので結果として天元の占拠に成功します。
 しかし、M女史さんも右下を果敢に攻めてきまして3目を作っての生きながら20石の放り込みと応戦する僕の20石で40目ほど占拠したこの生きは大きかったです。
 左辺はほぼM女史さんに壁を作られて攻めることはできず、捨て身で6×6ほど空いていた上辺の左側を攻めてみました。ところが応戦することはほとんどなく、隙を見ては厚みを増やしていったので最終的には5×4ほど占拠しました。
 最後まで打ってみて整地すると50目ほどの負けでした。敗因は最初の攻め方を間違えたことでしょうか。M女史さんほどのレベルになると星を打つことで左辺と上辺を占拠し、さらに天元を打たれると後がきついです。最初で勝負があったと僕は思います。ただ、M女史さんは天元はいつも取られるそうですし、僕の捨て身の上辺への侵入にもあまり応戦しなかったことから、これらに注意すればもしかしたら50目じゃなくて80目だとかそのくらいの差で大敗していたと思います。下写真はだいたいの陣地です。
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お互いに右辺と左辺を手にしたとは言えども、3線と2線とでは19目の差が出ますのでこの差も大きいですね。いずれにしろそろそろ僕のレベルではハンデはしではないと満足はできないのではと思いつつ。。。

 続いてはNさんと5子のハンデ戦にて。Nさんとも久しぶりなのですがやはり壁は高く、しかも詰め碁になった長考後の1手は10手ほど先を読んで、しかも非常に鋭い手でした。そして10子ほど取られたのが2回ありまして、碁盤をほとんど埋めないうちに降参しました。。。中央もまだ余裕があったのですが、すでにジワジワと進行していましたので先を考えるとほとんど埋め尽くされるような気もしました。ただ、大石を取られたのは8目ほどのスペースを確保して2目は作れただろうな、という僕の油断でもあったので、きちんと作り上げていないうちに他を打ってしまったのが原因でした。相手が攻めるのを止めないうちには他に打ってはいけないなと思いました。

次回は6月20日です。

記入者・・・東奔西走
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by deafigo | 2008-06-06 23:00 | 囲碁教室日記 | Comments(0)
6/1読売段級位認定囲碁大会。 トロロ
 こんにちは。トロロです。またまた読売段級位囲碁大会行ってきました。今回はN氏、M女史との3名で参加、トロロは4級申請です。

 まず1局目。相手はデフ囲碁とは別にトロロが通っている囲碁教室の友達で、普段は白で5、6子のハンデ戦でなかなか勝てない相手でした。でも今回はがんばって6級申請されてたので、2子置きに。さすがにこれなら勝てる、と思って油断したのか、序盤大きくとった白の陣地に小さな穴から黒が伸びてきてほぼ分断され、気がつくとかなりやばい状態に…。初戦負けか!?と緊張しつつ打ち続けた結果、55対55の引き分け、でも引き分けは白勝ちということで、ぎりぎりの勝利でした。2局目は8級申請の方と白で4子のハンデ戦。こちらはなんというか相手の打ち方が優しく、打ちやすい囲碁で中押し勝ちでした。

 次は昼休みの後、3局目。2級申請の方と2子もらっての対局です。ほぼ互角な感じで中盤まで進んで、でもその後うまく相手の石を切って大石を囲み、無事勝てそうな感じに。と思って油断していたせいか、その大石を囲んでいた黒がいつの間にか白に囲まれてしまっていたのでした。やばい!と気づいたのが遅く…何とか粘ろうとしたのですが追いつかずに取ろうとしていた大石が逃げられ、逆に黒石がたくさん取られる羽目に。あぁ逆転負けだ、とショックを受けつつ、何とかならないかと打ち続けて、ふと白の弱点を発見!そこからせめて石を取り、さらにそこから進んでスミの白の目を奪い大石を獲得、さらにさらに相手のミスで7石ほどとることができて逆転逆転勝ち、という感じでした。すごく楽しかった…。

 で、いよいよ4局目。緊張しつつ2級の方と対局を始めて、序盤がわりといい感じだったのでこれは勝てるかも、と思っていたらなんか相手を間違えたらしく…。別の方と打つことになりました。その方がまだ対局中で様子を見てみると、3級申請の方なのですが一手一手をしっかりと考えて打つ感じの方でものすごく強く、中押し勝ちされてました。これは危険だ、と思いつつその方といよいよ対局開始。相手も3連勝なので勝ったほうが免状取得です。
 なんとしても勝たねばと焦ったのか、直前に見た相手の強さに気後れしたのか、とられるのを恐れて守り中心に…気がつくと圧倒的に不利な状態になってました。このままではだめだ挽回せねば、と長考して、ふとものすごいことをひらめき、これこそ神の一手だ!とおこがましくも思いつつ、もうドキドキしながら切りの一手をバシッと打ち込み、これで大石が取れるぞと意気込んだのですが、相手の次の一手であっさりと囲もうとしていた石に逃げられ…。意気消沈しつつも何とか打ち続けたのですが、それ以上攻めることもできず、悪あがきもしてみたけれど結局無駄で、30目差くらいで負けてしまいました。トロロは普段負けるとかなり悔しがる性格なのですが、もう集中しすぎて悔しがる気力も無い感じでした。

 結局デフ囲碁のメンバーみんな免状取れませんでしたが、とにかく楽しかったです(よね?)大会終了後も自由に対局できるので、その後みんなで2局ほど打ってました。朝10時半から夕方7時まで囲碁漬けです。参加費の2500円ってある意味高い気もしますけど、8時間近く楽しめるので、例えば2時間三千円の飲み会と比べたら安いかも。まぁ楽しみ方は違うけれど…。

 それにしても一日中囲碁打っていると、頭の中が石だらけになります。コンビニでパン買うときも、気づいたら硬貨を碁石の持ち方で持ってたりするし、本を読んでいても文章の改行の行間に石を打ち込んで切りたくなったり…。この間別の場所で、昼過ぎから9時頃まで9局近く打っていたときはさすがに疲れましたけど、それも心地よい疲れという感じですし、始めてよかったなと思います。最初に誘ってくれた東奔西走さんどうもありがとう…。

 というわけで、文章だけだと意味わかんないかなと思いつつ、こんなふうに書きたくなるくらい楽しかったのでした。他のところでも打つようになっていろんな方と会うようになりましたけど、すごい伸びの早い人がいたり、年取ってから始めてもすごく強くなった人がいたり、いろいろで、皆さん楽しんでおられます。やってみようかな、と思われてる方、ぜひぜひおいでください…(と宣伝)。
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by deafigo | 2008-06-01 23:37 | 大会 | Comments(0)