初級者の異常な長考 または私は如何にして長考するのを止めて囲碁を愛するようになったか &マンガアップのお知らせ 10月13日 とろろ

 またもはや面白いのか分からず某映画風の記事タイトルでお知らせして興味を引くしかなくなったとも言えるマンガアップのお知らせついでに雑談です。

●マンガ&イラストをアップしました。

 漫画のページ 

 今回はマンガに加えて、昔書いてたイラストを少しアップしました。
 先日S先生が海外の囲碁の集まりに参加されたときの写真を見せてもらい、その中に珍しい囲碁のイラストがあって…。日本ではこういうイラストないよね、と話していたのですが、そういえば自分が描いていたではないか!と思い出し、せっかくなので恥を忍んでアップすることにしました。ほぼ日の目を見ていないのでもったいないし…。
 ちなみに載せるのは、今はもうやっていない、某所で募集していたはがきサイズのイラストコンテストに出していたものです。絵の勉強も兼ねて、毎月1,2枚書いていました。別にうまいわけじゃないけど、よくこんなに書いたなぁ、若いっていいなぁ、等と思ってしまうのは歳のせいでしょうか……。

●長考
 最近ちょっとデフサポ囲碁で長考が話題になったのでなんとなく調べて見ました。(なおこの記事の表題は某映画のタイトルをぱくったもので、誰が異常に長考しているとか言いたいわけではないのでお気になさらず笑。)

 「下手の考え休むに似たり」という言葉がありますが、実際ネットで見てみても、初心者の長考は意味がない、勝ち負けにこだわらずたくさん打つのが大事、というのから、長考する初心者は強くならない、という厳しいものまで色々書かれていました笑。

 ただ、初心者初級者に長考が良くないにしても、ではどうすれば長考せずに打てるのか、というのがちょっと難しい気がします。そこで、どういう場合に長考してしまうのか、を考えてみたのですが、やはり難しい…。

 例えば隅の死活で長考してしまう場合、思考は①生きるのが無理かどうか考える ②無理だと気づいても諦められず堂々巡り、あるいはいい手に気づいても何度も確認、という感じでしょうか。

 この場合、②の方なら長考は止めやすいです。②の段階に入っていると気づけば考えるのをやめてもう諦めるか覚悟決めるかで長考は止められると思います。

 問題は①の方です。初心者初級者であるがゆえに生きるのが無理かどうかが分からない。こういう場合は分からなければ第一感で打つべし、と思うのですが、初心者初級者であるがゆえにその第一感がぴんと来ない、ということもある気がします。

 この第一感はもう勉強する、というより対局数を増やすしかないと思うのですが…でも長考してしまうから対局数増やせない…囲碁にさく時間増やせば解決するにしても、それならそこまで囲碁に時間使う気のない人は強くなれない…。でもその問題を何とか解決できないだろうか…。

 ともうものすごく長考したのに結論出てこないので、長考やめることにします笑。

 ちなみに僕がもっとも意味のない長考をしてしまった、と思っているのは、忘れもしない、段級位認定大会でビッグブリッジ氏と対局したときのことです。確か午前の2局目で、中盤、いい気持ちに攻めているつもりだったのがいつの間にか囲まれ、大石が取られそうになっていました。どう見ても取られている…でも認定大会だから勝ちたい…もしかしたら何か手があるかもしれない…と、そんな感じでものすごくひどい長考をしてしまったのでした。今思うと非常に恥ずかしいです……。
 
 なんかたいそうなタイトルにしたわりには大したこと書いてないな…。長くなってきたのでこの辺で…。



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# by deafigo | 2018-10-13 11:00 | 雑談 | Comments(0)
とある碁打ちの二面打ち 9月28日例会 とろろ報告
○参加者(敬称略):ホッソオ、オタQ、むらっち、とろろ

○活動内容:とろろ氏対オタQ氏&むらっち氏の二面打ち、ホッソオ氏による盤面解説

○報告担当:とろろ
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 T氏が例会所に着いたとき、M氏は一人で碁盤に石を並べていた。T氏が挨拶をすると、M氏はようやく相手が現れた、という顔をし、並べている碁盤をT氏に見せ、これ分かる?と聞く。どこかで見たな、とその盤面を眺め、ようやくT氏は思い出した。先日のあるプロの公開対局の棋譜だった。

 と、ここまで書くとなんだか二人がそれなりに強い二人のように見えるけれど、実際のところM氏は二桁級、T氏もまだよくて実力二段程度である。したがって、そのプロの盤面について評価するなど大それたことはできるはずもない。

 それでも何か言わなければとT氏がその盤面について、地は黒が多いけど白は厚いからまだわからないな、などと適当なことを言っていると、otq氏がやってきた。otq氏は挨拶もそこそこに、買ってきたお茶とお菓子を用意し、まるで囲碁よりもお菓子の方が目的だったかのように、お菓子を食べ始めた。

 ともあれこれで三人。後になって思えば、このときM氏とotq氏が対局するようにと言っていれば、T氏はその直後にやってきたH氏と打つことができたのだけれど、そのときT氏は何となく、二面打ちしようか、と言ってしまった。そしておそらく二人はきっと、「1対1なら負ける相手でも二面打ちなら集中できないからぼこぼこにできるぜ!」とでも思ったのだろう、躊躇する様子もなく二面打ちの準備を始めたのだった。そしてotq氏とは5子、M氏とは9子で対局が始まった。

 まずM氏との対局は、T氏の中押し勝ちに終わった。右下隅の黒の大石が取られたのが大きかった。取られそうな弱い石をよく見てちゃんと守っていれば勝機はあったよ、と偉そうにアドバイスをして、T氏はotq氏との対局に集中する。そう、otq氏との対局の方は、やや負けそうな、怪しい状態になっていたのだ。

 盤面では地はやや互角か、という状況だけれど、白には弱い石がいくつかあった。相手の地が増えないようにしつつ、弱い石を守らなければならない。そうしているうちに、時々ちらちら見ていたH氏が、本格的にM氏とともに盤面の検討を始めた。
 T氏が見合いにして攻めようと思って打ったキリの一手に対し、H氏は自分なら両方逃げるけどね、と話しながらM氏に解説している。M氏は、ほう、ほう、と分かっているのか分かっていないのか分からないような顔で聞き入っている。T氏としても両方逃げられるのは気づいていて、でもそれをとっかかりに何か攻めたりできないか、と考えていただけなのだけれど、otq氏は読み切れなかったのか、片方を手放したため、わずかに形勢を盛り返したようだった。

 ただそれでも細かく、勝てるかは怪しい状態だった。なによりotq氏は、T氏が先手を取ろうと打った手を無視し、他のところに打ってくる。普段のT氏なら、おおotq氏もまた一つ強くなったなぁと感慨にふけるところだけれど、今はそんな余裕はない。

 otq氏が比較的長考するからその間に何度も目算し、数目勝てているような、怪しいような、と考える。しかしもはやヨセの段階で、目算したところで結果は変わりそうにない。最後の最後で右下隅を、セキの状態にする手を打ってみたけれど、otq氏は知ってか知らずか、そこを両コウの形にしてシノぐという敏腕を発揮した。こうして対局は終わり、結果はT氏の3目半勝ちだった。ふぅ、とT氏は額の汗をぬぐった。

 その後、いつの間にか今日はお開きにしようという話になり、T氏はH氏と打たずに帰ることになった。しかしT氏はこの日の対局に満足していた。勝てたからではない。otq氏が強くなっているのが実感できたからだ。M氏だって、自分の弱い石を見逃しはするけれど、こちらの弱い石に対しては切って攻めてくるなど、以前よりも意味のある打ち方ができるようになっている。二人のこれからが楽しみだ。そうだ、このことをブログに書いて二人にプレッシャーをかけてやろう、とほくそ笑む金曜の夜なのであった。



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# by deafigo | 2018-09-29 11:48 | 囲碁教室日記 | Comments(0)
9月14日例会報告
○参加者:S石先生、N氏、O氏、ホッソオ、オタQ、とろろ、むらっち

○活動内容:自由対局、来客の方に活動の説明など歓談

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# by deafigo | 2018-09-16 17:22 | 囲碁教室日記 | Comments(0)
マンガアップのお知らせその他 9月14日 とろろ
 また面白いつもりだけどもはやただの自己満足かもしれないとも思われるマンガアップのお知らせついでに雑談です。

●マンガアップしました。

 漫画のページ 

 ほんとに物を作るというのは楽しい(と思える人は楽しい)反面、面倒な事が多いです。一番楽しいのはどんなものを作ろうかなと考えているときで、実際に作り始めると面倒なことだらけです。
 (さらについでに言うと、どんなものを作ろうかと思いながら何も思い浮かばない場合もまためんどうだったりします…)

 それなのになんで作るのか、と言われたら、やっぱり、でき上がった時の喜びが作る過程の面倒くささに大きく勝る、とか、もっと重い感じに言えば、何か残るものを作ることで自分が生きている意味が感じられる、みたいなところでしょうか。もっとも、そんなふうに思えるほど自分は素晴らしいものを作っているのかと言われたら返答に困りますが笑。

 まぁ物を作るのでなくても、自分の言動が誰かの心に残る、とかいうふうに、自分がいたことを残すことはできるかもしれませんが、やっぱり見ることができるものなら、何か残しているという実感も大きいような気がします。そして、囲碁はまさにその何かを作って残す、というのにつながっていて、棋譜自体はもちろん、終局図なんかもある意味絵を描いて完成させるみたいなところがあります。

 と言うわけで、ぜひ皆さんも囲碁を始めてみてはいかがでしょうか。(とむりやり囲碁につなげてみました笑)

●ホッソオ氏の投稿

 ただただありがとうございます笑。まぁ僕も負けが多くてちょっと愚痴が混ざったみたいな書き方になっていたかもしれません、ごめんなさい…笑。
 うーん、自分の中では打ち方の癖みたいなのがあるつもりはなく…パターン化しているところはあるかもですが、こうきたらこう打つ、というのはポリシーと言うよりも、打ちたくて打っている、あるいは怖くて打ってしまう、というのが多いですね…。定石とかもあまり覚えてないので、決めている気はなく…あえて言えば、相手がホッソオ氏だからこう打ちたくなる、というのはあるかもしれないです。碁会所とかでも、ホッソオ氏と打つときよりはわりとのびのび打っている気がするので…。
 あえて相手がホッソオ氏じゃないと思いながら打った方がいいかな……。あと最近の、1勝ごとに石増減、3連勝で石増減、とかやめて、いったん3子で固定、または2子で固定、でしばらく打ち続けさせてもらうのはどうでしょうか?それなら負けても石減らないのでのびのびと打てそうな気も……。と言うか書いてたらそれでお願いしたくなってきたけどどうでしょう?笑。

と言うわけでこの辺で…。後、近日中に囲碁手話のページを今より見やすくなるように更新する予定です。まぁそれだけじゃなく手話自体増やさないといけないですが笑。


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# by deafigo | 2018-09-14 15:47 | 雑談 | Comments(0)
碁敵に勝ち続けるには  ホッソオ
とろろさんがとっても深い考察を示してくれましたので、彼の文中の「H氏」ことホッソオとして、自分なりに感じたことを書いてみます。

●僕にとってとろろさんはじゅうぶんに「碁敵」です
 ここ2、3年はほぼ2子か3子でお手合わせを願っている状態ですが、つねに真剣勝負のつもりでいる以上、ここは敬意をこめて「碁敵」ですね。
 その時々のおたがいの状態によっては連勝あり連敗ありですが、たぶん僕が連敗することはほとんどないと思います。
 これは二人の間に圧倒的に差があるということではありません。おそらく僕がとろろさんの「碁の癖」をいくつか知っており、それを前提に組み立てを考え、それがうまくいっているのではないか、ということなんですね。
 野球で例えると、あるピッチャーはストレートを投げるときは、あごが下がる。カーブを投げるときは肩が少し上がる、といった癖を見抜くとそれだけでも打てる確率が上がりますよね。
 とろろさんもそういった癖がけっこうあるのですね。星の近くに打てばとろろさんはこう打つだろう(あるいはこう打たないだろう)、ならばこの辺りは安泰だな、というように考えるのです。
 最近はヨセがとても強くなっているので、ヨセ勝負に持ち込まれたらなかなか勝ち目がないなという気はしています。味の悪そうなところを巧みに突いてくるところも強くなったなと。
 でも、あの癖はなかなかなおっていないのですね。いや、なおっていないというと、上から目線だな。言い換えよう。こう打てばこう受けるというポリシーはまったく変わっていないのですね。
 え、どんな癖かって? それは自分で見つめて自分で発見していこう。でもね、それは僕自身にも返ってくる言葉なんですよ。僕もそれがわからんから、ずーっとくるしんでおるわけです。
 いっしょにがんばろう!
 


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# by deafigo | 2018-09-02 22:23 | Comments(0)