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12月5日の囲碁教室
その前に11月21日の囲碁教室・・・

 この日はオタQさんと4子置いての白番にて。
 四隅を取る争いに負けては大石を取るしか勝つ方法はありませんでした。辺の戦いで粘ったのですが、結局は逆に大石を取られるハメになったので中押し負けです。反省点としてはやはり四隅をひとつでもとれなかったことでしょうか。定石は小目だけ勉強していたので、かといって三々でとりあえず確保する方法はあんまり好ましくないと思っていますので結果的に取れなかったということでした。
 なんとなく納得がいかないので白番で互い先で再戦。
 今度は隅を2つ確保した上に他の2隅も中央と辺に繋がる形で僕としては理想的な感じでした。でも局面となるとやはり微妙な感じ。そういうことなので地を広げるよりも大石を取ることに集中して、地を狭くされるなど少々の犠牲はやむを得ない感じの打ち方をしていきました。結果的に4分の1を取ることができましたので中押し勝ちです。ただ、一歩間違えれば分断されるという危ない囲碁でしたので、先手を握っていたオタQさんが分断できることに気づかなかったことが勝った理由です。
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 なおこの日はトロロさんがホッソオさん、ビッグブリッジさん、N津さんに4連勝するという驚異的な日でした。。。

そして12月5日
 まずはカメ子さんに2子にて。お互いに攻めつ守りつの局面。僕は前回と同じように大石を目指す感じの打ち方でした。それは失敗ではなくてほぼ成功でしたけれども、ちょっとしたミスで大石取りを逃した上に、5石ほどそしてまた5石ほど取られました。整地すると15目ほどの負け。つまり、石を取られた数が多すぎました。
 敗因は・・・大石を取るタイミングを誤ったことです。中盤あたりで確保したとホッとしていたら、終盤になって盤面全体に石が埋まりつつあるところに、大石から派生する傷を付け込まれて大石を逃した上に大石を囲んでいた自分の石を取られたことです。

 次いではN津さんと5子にて。四隅の戦いはほぼ互角でした。いつまでも受け身だと局面は変わらないと思ったので、辺の戦いに移る頃に仕掛けてみました。そして辺から中央にかけて白石の楕円形の塊を作らせてはグルッと取り囲む感じで15石の確保を目指します。でも、順調に囲んでいたと思ったのに、先端のキリチガイから分断された形になり、取り囲みを目指した半分が逆に取られる形にもなりました。仕方がないのでここは諦めて勝つためには他の大石を目指します。
 中盤から終盤に差し掛かる頃、先ほどの取り囲まれたはずの黒石が手付かずの状態のままで、周辺にも埋まりつつあるところでしたので救出に向かいました。そして成功することができましたので、勝負は大敗から互角に戻しつつありました。それでも負けている局面であるのには違いありません。終盤になると攻められる箇所は非常に限られますので、最後の大勝負にかけました。それは半分近くある白石を取ること。N津さん相手にこれは不可能だとはわかっていますけれども、やってみないとわからない。とりあえずは善戦したとは思いますけれども、詰め碁になり、攻めたのに逆に全滅させられた形にもなっては終戦です。

 前回と今回とで共通して感じたことは、僕は勝つためには大石を取ることを目指しているなと思いました。もちろん大石を取るという冒険はできるだけはしたくはありません。でも、気づいていたらそういう攻め方になっていました。逆に言えば、大石を取らなければ負けるんだ、という相手にとって有利な局面にさせているということにもなると思います。相手が有利になる前に自分にとって好ましい盤面を作り上げていく必要があるなと思いました。
by deafigo | 2008-12-08 22:00 | 囲碁教室日記 | Comments(0)
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