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トロロ君の質問にお答えします  ホッソオ
日曜例会は、久しぶりにたくさん打ちました。U田さんと3局、トロロ君と2局、東奔西走君とトロロ君への2面打ちで2局、合計7局です。どうも脳みそのスタミナが足りないみたいで、5局終わったあたりからボーっとしてきました。

さて、トロロ君の質問にお答えします。
「中盤で勝ちが見えていた、について…。中盤で大石が死んでしまいましたし、僕も大石が死にかけて、もうだめだ、とは気づきましたけど、この辺は布石的なと ころで、ちゃんと根を張っておく、とか、模様はるならそれはそれで弱くならないように気をつけなければ、という感じですよね…?それともそれ以前の、大き いところが見えていない、とかいう時点から悪かったでしょうか…?」

→あんまり抽象的なことばかり書いてもわかりにくいのでひとつだけ。
 右側に逃げる白を追いかけるとき、白が逃げる先の黒石に影響が及ばないように注意を払うということです。白を追いかけていたらいつの間にかその白が黒を包囲してしまっている、というパターンが多いんじゃないでしょうか。

「自分でもなんとなく、厳しそうな手を打ったのに、なんかその後がうま くいってないような、という気は時々します。厳しそうなところに打って、相手に考えさせているのに、結局その後の展開で思ったほどの効果がでてなかったり とか、それならまだしも、逆に悪効果になってしまってたりとか…。」


→厳しそうな手、というのはおそらく「おさえたり」「ツケたり」あるいは「追いかけたり」の手のことを言っているのだと思います。部分的には最強だけど、トータルで見ると他の自分の仲間の石を傷つけてしまったり、弱めてしまったりになっているのでは。

 日中戦争では、日本軍は最初は中国大陸の奥深くまで進軍しましたが、面の制覇ではなく点と点をつなぐだけの線の制覇にすぎなかった、だから一度断ち切られるともはや戦いようがなかった、と言われています。囲碁でも「追いかけるだけ」「攻めるだけ」だと、線が細いので一度弱点を突かれると収拾がつかなくなるのではありませんか。上手になるほど弱点を鋭くついてきますからねえ。
 ですから、点と線で追いかけたり攻めたりするだけではなく、点と線をいかにして面に変えていくか、という意識を持てばどうでしょうか。
# by deafigo | 2009-07-06 22:00 | Comments(1)
鼻引っ込めます。 とろろ
 こんばんは。とろろです。書いてたら長くなったので投稿で…。

 ホッソオさん、いろいろありがとうございます。まぁなんというか、確かにちょっと最近鼻伸ばしすぎてるところがあったので折れる前に引っ込めておきます。五子局でよろしくお願いします…。上から目線全然かまいませんので、厳しく言ってください、僕もオタQさんとかには(弱いくせに)結構上から目線で言ってしまってますし…。

さて、書いてもらった内容についていくつか質問が…
・中盤で勝ちが見えていた、について…。中盤で大石が死んでしまいましたし、僕も大石が死にかけて、もうだめだ、とは気づきましたけど、この辺は布石的なところで、ちゃんと根を張っておく、とか、模様はるならそれはそれで弱くならないように気をつけなければ、という感じですよね…?それともそれ以前の、大きいところが見えていない、とかいう時点から悪かったでしょうか…?

・自分でもなんとなく、厳しそうな手を打ったのに、なんかその後がうまくいってないような、という気は時々します。厳しそうなところに打って、相手に考えさせているのに、結局その後の展開で思ったほどの効果がでてなかったりとか、それならまだしも、逆に悪効果になってしまってたりとか…。これって手筋的なところがちゃんと読めてない感じなのでしょうか。それとももっと簡単な、押すだけとか伸びるだけとかなのに、そっぽ向いてしまっている感じ…?

・あと、この日言われた、弱い石が見えてない話ですけど、二局で取られた大石、自分の中では逃げ道2つが見合いになっているように見えてて、でもそれが打たれてみたら見合いになってなかった、という感じでした。この辺もちゃんと読めてないのかなぁ…。

 そういえば、昭和町で指導碁を受けるときも、去年くらいは、勝てなくても最後まで打てていたのに、最近はいつも大石を取られてしまって中押し負けな状況ばかりです。
そうそう、それと、自分よりシタテの人と打つときは結構勝てるのに、ウワテの人と打った時の勝率が悪く…。この状況を考えると、シタテの人には僕の弱い石があまり見えていないからそのおかげで弱い石が死なずに助かっている、という感じなのかな…。

 なんというか、こういう最近の自分の状況を省みると、最近全部でで1強くなっているとして、その中身は、攻めたりとか広いところ探すとかが前と比べて+2強くなった代わりに、自分の弱いところとか盤面全体を見る力が-1落ちた、というような気が少し…。

 なんか分かりにくいこと書いているかもですけど、何かあったらぜひご指摘下さい…。

 ところで今日の日曜例会、楽しかったですねー。
 ビッグブリッジ氏との対局がやはり楽しかったです。前回までで5勝5敗。今日の一局目は前回と同じく30目近い差で負けてしまい…。やはり最近自分の調子がなんかおかしい、次負けたら勝ち越される…と緊張しつつの2局目。白番でなんとかぎりぎり数目差の勝ちでした…。これで6勝6敗。ホッという感じでした。

 ホッソオ氏とは五子局で2敗、最後にホッソオ氏の2面打ち五子局では何とか勝てましたが…。勝った対局は攻め合い1目差でなんとか大石を取ることができ、大勝ちか、と思ったのに、数目差…。これだけ石を取ったのにこの差、ということは、仮に攻め合いがセキとかになっていたら、大石を取られなくても確実負けていたわけで、それを考えると全然だめだったのだなぁという感じ…。

 それから金曜日は、オタQさんと東奔西走さんの対局が、途中までしか見れなかったけど面白かったです。なんか序盤は見てはっきり分かる模様のオタQさん対実利の東奔西走さん、という感じになってました。
オタQさんは本人曰く、最近模様はるのに凝っているらしく、武宮さん好きなとろろとしてはなんとなく嬉しい感じ。結果はオタQさんの負けみたいだったけど…。

では18日の団体戦、がんばりましょう!というか、自分がんばれ…。
# by deafigo | 2009-07-06 01:09 | 雑談 | Comments(1)
躍進中のトロロ君との3子局   ホッソオ
今日はトロロ君と2局。このところ躍進めざましいトロロ君は、自称「すでに初段」です。もしほんとうに初段なら四段である僕とは三子になります。よっしゃ、今日は三子で行こう、というわけで二局とも三子局になりました。

 結果は僕の二勝。内容的には申し訳ないですが、中盤に差し掛かるあたりからすでに「勝ちが見えていた」という状況でした。あ、いきなり「上から目線」ですまない。でもまあ、思ったことは正直に書いたほうがいいでしょう。
 確かにトロロ君はこの半年でめっきり強くなっている。それは間違いないです。ボクシングで例えるなら、「パンチ力」はアップしてます。油断してボディーにくらったら、一瞬白目をむくかもしれないな、という感じでしょうか。

 ただ、そのあとが続かないという課題があるように思います。パンチを浴びせた後の戦いの組み立てっていうんでしょうか。せっかく浴びせて相手がよろけているのに次の手を続けられていないような。というか、相手がよろけているかどうかを見抜く力量があと一息ともいえるかもしれません。

 あと、相手の石を追いかけるときは、対象の石をピンポイントで追いかけてはダメです。あちこち仕掛けを打ちながら、それが包囲網の軸になるようにもっていく。場合によっては仕掛けた石からあらたな戦いを仕掛ける。そういった全体的な戦略を描かないと。
 そこを意識するだけでもっともっとパワーアップすることは間違いないと思います。
 がんばれ。

 最後に、帰りがけに「これからは3子でよろしく」と言われたけれども、まだ5子でいいのではないかなあと。というのは今日3子で打った感じだと、僕がどうしても「手を抜いて」しまいます。中盤あたりで勝ちが見えると、そのあとの打ち方が「負けないように」打とうという手になってしまうわけです。渾身の力を込めて打ちおろす手ではないのですね。
 5子だと、やっぱりきついので、こちらも相当気合いをこめて打たないと勝てないでしょう。そのほうが一手一手がシビアになり、真剣勝負になってくるように思います。
 いかがですか。5日の日曜日にまた相談しましょうか。
# by deafigo | 2009-07-03 23:33 | Comments(0)
2手目から仕掛ける 東奔西走
 最近は色々ありまして。。。久しぶりの投稿です。

 ここ3回はオタQさんとの対局のみです。通算で5戦3勝2敗です。19日の対局のみでは2勝1敗でした。敗因はタイミングをミスした感じです。

2手目から仕掛ける 東奔西走_d0149936_21363580.jpg


 実際の局面とは違いますが、雰囲気としては上写真の通りです。この場面では黒石を持っている僕は下辺の四線を這っていく形になってしめしめと思っていました。四線を這って行くとその下の部分を黒が進入するのが難しいからです。ですから、このままずっと行けばそのまま儲かる形でした。
 ところが、それと同時に白には厚みが出来てきています。這っている最中は左辺中央の白石はありませんでした。ですから、まだまだいつでも行けると甘く見ていましたが、そこに気づいたオタQさんが左辺中央あたりに置いたことにより一気に形勢逆転みたいな感じになってしまいました。
 その後は右辺などの戦いを経て、天元にとりあえず石を置いてから攻めましたが、やはり下の厚みが強すぎて数石を減らせるくらいしかできませんでした。
 結果として13目半負けです。囲碁の本に三線あるいは四線を這うのはありがたい、みたいな感じで書かれていましたのでそのまま実践したのですが、あまりにも這い過ぎると良くないなと思いました。

 さて、敵に塩を送る感じになるのですがオタQさんの敗因は最初の1手目が原因だと思います。

2手目から仕掛ける 東奔西走_d0149936_21462895.jpg


 オタQさんが1手目はいつも右上の目外しでした。どういう意図があるのかわかりませんが、右上隅を少し空けてしまうのはちょっと冒険気味ではと思います。これを最近5戦続けて出てきました。その1局目の時に「ん?」と思ったものです。3局目にまた現れたのでこれに白石の僕はどう対応したのかというのが右上に2手目から仕掛けたわけです。この位置は黒にすれば痛い場所だと思います。普通に考えたら辺と隅の地を手堅く確保したいから自分から見て右辺の上と下に続けて2石置くと思います。でも、相手が弱点をいきなりさらけ出しているわけですから、みすみす見逃すのは変ですからね。2手か3手ほど右上隅で攻防した後、余裕をみて僕は左上隅に置いたわけで3隅を確保したわけです。でも、仮に左上隅を取られたとしても、ゲーム相手ですがたすき型は意外と勝率が良かったりします。。。

2手目から仕掛ける 東奔西走_d0149936_2146264.jpg


 上写真は5連戦の2局目です。オタQさんは白石です。終局場面でもわかりますように、左下隅の目外しとシマリで確保をしていましたが、僕はこのときに右辺を確保することしか考えていなくてきちんと見ることを忘れていました。上手く行けばひとつの戦略にもなるかと思いますが、3局続けて2手目から攻められ、そして苦戦したことは事実なので目外しを極めるにはもう少し対策を練る必要があるのではと思います。

 さて、僕は今まで布石を勉強していました。ホッソオさんからいただいた本を見て中国流を極めようとしましたが、やはり三々の弱点があるのでちょっと研究しなおしました。結論としてちょっとオリジナルの布石になりました。どこまで通用するのかわかりませんけれども、以前ほど大負けすることはなくなったのである程度の効果があるのかなと思います。でも、この布石ばかりをやると序盤の進行などが研究されて勝負が最初からついたような感じになると思います。そこまで深く考える必要はないかもしれませんが、囲碁は打ち方はさまざまなのですから、いろんな楽しみ方があってもいいのではと思います。

 上級の方から色々と教えていただくのもありがたいことですが、レベルの差が違いすぎて付いていけないという例もあると思います。例えば5手先を読むのが精一杯なのに10手先を読めといわれても無理ですからね。無理なことに対してきつく言われたら意気消沈するのも当たり前であり、対局中であればなおさらやる気が無くなることだと思います。少なからず僕も教える立場でもありますので、そのときは上から目線ではなくて対等な立場に立って教えていきたいなと思いました。
# by deafigo | 2009-06-24 22:25 | 囲碁教室日記 | Comments(0)
またいろいろ雑談 とろろ
こんばんは。とろろです。また例会報告を兼ねていろいろ…。

●6月5日例会
 参加:10人未満?
 この日はお休みされたメンバーが何人か…。代わりに確かKさんが珍しく打っておられました。ぜひ続けてください…。
 
 僕はこの日は2局。どちらも勝ちは勝ちだったのですが、うち一局で、油断していたせいか、6子ほどがあたりになっているのに全然気づかず別のところに打ってしまい、取られてしまいました。わざと捨てたのではなく、ほんとに気づかず、見向きもせずに他のところ打ってしまったので、そんな自分にちょっとショックでした。で、それを見ていたオタQさんには、驕っているからだ、と突っ込まれてしまいました。そうなのかも…。
 ちなみにこれでやる気をなくしてしまったのですが、それを対局中に愚痴ってしまったのはちょっと反省…。黙って打たねばですね…。
 
●6月19日例会
 参加:7人?
 この日は僕は4局も打てました。
 まずN村氏との4子局の黒番。勝たせてもらったのですが、N村さんは置き碁が嫌い、と前から聞いているので、N村氏がビッグブリッジ氏と打つときの置石無し30目コミの条件で一度打ってみたいです。で、ここまでは良かったのですが…。
 次にビッグブリッジ氏との対局。前回打ったときにいい感じに中押し勝ちできたのと、この日の2週間前に昭和町に行ったときに10勝3敗という好成績だったのとで、かなり自信ついてたのですが…。結果、約30目近い大負けでした。無念…。
 覚えている敗因は…左下にビッグブリッジ氏の両翼をはったような模様が出来て、焦って入っていったのですが、その結果弱い石を2つも作ってしまい…。何とか生きようとしているうちに反対側に大きな相手の土地が出来てしまい、そこに入ることが出来ず、という感じでした。
 それからホッソオ氏と時間がなかったので早碁で5子局の黒を。大石を取られてほぼ敗勢、悔しかったので早めに負け宣言してもう一度打たせてもらったのですが、またしても大石が死に…。
 なんかこの日の敗因はどれも、弱い石がちゃんと見えていなかったことのような…。がんばらなければ…。

 他は東奔西走さんが調子を取り戻されているのか、オタQさんに2勝されてました。最近DSの銀星囲碁中級編を買って勉強しておられるらしいオタQさんはちょっと悔しそうでした。まぁこの悔しさをバネに…。

 あとは7月の大会の出欠のお話。認定大会は分かりませんが、団体戦には出来れば3人グループ2組作って参加しよう、ということになってます。僕は団体戦は始めて。足を引っ張らないようにがんばらないと…。

 それから、次回は7月3日金曜日の定例に続いて、7月5日の日曜日に昼~日曜例会が行われることになりました。楽しみ。必ずやビッグブリッジ氏とホッソオ氏にリベンジを…。

 あ、それからそれから、その後の飲み会で某氏のめでたい報告がありました。おめでとうございますー。

●6月20日昭和町で
 この間行ったときにかなりの好成績だったので、点数上げてもらえてるかな…と思いつつ昨日行ってみたら…。5点上がればいいかな、と思っていたのが、15点も上がっていて、しかも前回のBリーグのリーグ戦で勝率優勝でした。びっくり。
 410点になったので、自分の中ではもう初段だ、と思いたいので、次から認定大会は2段で申し込もうと思います(初段申し込んで取れなかったらショックだし…)。ちなみにホッソオ氏が確か460点くらい、カメ子さんが確か330点、オタQ氏は今回一気に30点上がって280点になってました。ただこの点数だと昭和町では例えばオタQ氏とは9子局の逆コミ11.5目くらいなので、実際にはみんなもっと点数上だと思うけれど…。
 で、15点上がったということでこれまで5子局で打っていた相手が急に3子局とかになって、 結果この日は2勝6敗でした。初めて打たせてもらった方もいて楽しかったけど、二日続けて久しぶりに負けが多く、ちょっと凹み気味です。ついでに仕事でも最近へこむことが多く…。がんばろう…。

●掛け軸と和室
 前に自分で絵を描いて掛け軸表装をお願いしていたのがようやく完成して届いたので、早速飾ってみました。ついでにコーナンで安物の小さな棚っぽいのとかを組み合わせて置き床っぽいものを…。

またいろいろ雑談 とろろ_d0149936_140960.jpg


いろいろ書いてたら長くなったので、別のページにしました。
良かったら見てみてください。ちょっとしょうもないことやってますけど、ひかないでください…。

和室と掛け軸のページ。

あ、あと漫画も一つ追加しました。

ではそんな感じで…。
# by deafigo | 2009-06-23 01:53 | 雑談 | Comments(0)